はじめに
Logtta CO2 とは?
- 「Logtta CO2」とは、ユニ電子が開発・販売している CO2 センサーのことである。
- 本ナレッジでは Logtta CO2 の使い方と管理手順について説明する。
Logtta CO2 の使い方
Logtta CO2 の付属物
- Logtta CO2 には以下のものが付属している。
- Logtta CO2 本体
- マイクロUSB ⇔ USB-Aケーブル
- USB-A ⇔ AC電源コネクタ
Logtta CO2 の電源
- Logtta CO2 はマイクロUSBコネクタを使ったAC電源で動作する。
- Logtta CO2 は単三乾電池2本でも動作するが、電池寿命は約2日しか持たないので、設置する場合はAC電源で動作させた方が良い。
Logtta CO2 の外観
Logtta CO2 の設置
- Logtta CO2 の設置場所を決める。
- マイクロUSB ⇔ USB-AケーブルをUSB-A ⇔ AC電源コネクタに挿し、コネクタをAC電源に接続する。
- Logtta CO2 の本体の電源スイッチがオフになっていることを確認し、マイクロUSBを本体のマイクロUSBコネクタに差し込む。
- Logtta CO2 の電源スイッチをオンにする。
- Logtta CO2 を設置する。
Logtta CO2 の電源オフ
- 本体の電源スイッチをオフにすること で Logtta CO2 の電源がオフになる。
- 電源スイッチオフ後、3秒間は電源オンにできない。
Logtta CO2 の送信モード
- Logtta CO2 には「ビーコンモード」と「コネクトモード」という二種類の送信モードがある。
- ビーコンモード:一方通行 (ブロードキャスト) で CO2 濃度データを送信するモード
- コネクトモード:ホスト側と双方向通信を行いながら CO2 濃度データを送信するモード
- 工場出荷時は「ビーコンモード」だが、Logtta CO2 がビーコンモードで動作中に制御スイッチを2秒長押しすると「コネクトモード」に切り替わる。
- 一度コネクトモードに切り替わると Logtta CO2 本体操作だけではビーコンモードに戻せなくなってしまうので気をつけて欲しい。(ホスト側からの設定変更が必要になる。)
- ビーコンモードではホスト側から Logtta CO2 の設定を変更することはできない。
- 「コネクトモード」に切り替わった Logtta CO2 は、ホストがない場合はスタンバイモードに入る。
- スタンバイモードはホストへの存在通知を10秒に1回行い、電池消費を抑える。
- Logtta CO2 がスタンバイモード中に制御スイッチを2秒長押しすると、スタンバイモードから復帰し、ホストへの存在通知を1秒に1回行うようになる。
- Logtta CO2 がコネクトモードでホストと接続されている時に制御スイッチを2秒長押しすると、ホストから切断することができる。
- 制御スイッチを1秒以下で短押しすることで現在の送信モードを確認することができる。
- ビーコンモードの時は LED 青が短く点灯する。
- コネクトモードの時は LED 赤が短く点灯する。
無料CO2濃度表示アプリ
- iPhone の場合は、以下の無料アプリを使って、ビーコンモードの Logtta CO2 が計測した CO2 濃度を表示することができる。
Logtta CO2 の管理手順
Logtta CO2 の設定変更
- Logtta CO2 の設定を変更したい場合 (例えばビーコンの発信間隔をデフォルトの1分間隔から3秒間隔に変更したい場合など) は、コネクトモードに切り替えた後、ホストとして動作するアプリと接続して設定を変更する。
- iPhone の場合は、以下の無料アプリを使って Logtta CO2 の設定を変更することができる。
ワイヤレスCO2モニター App を利用した Logtta CO2 の設定変更
- ワイヤレスCO2モニター App を起動する。
- 「センサー検索」を選択する。
- 制御スイッチを2秒長押して Logtta CO2 をコネクトモードに切り替える。
- ワイヤレスCO2モニター App のセンサー検索にコネクトモードに切り替えた Logtta CO2 が現れるので選択する。
- Logtta CO2 をビーコンモードに戻したい場合は、必要な設定を行なった後、ワイヤレスCO2モニター App を使って Logtta CO2 をビーコンモードに戻す。
APPENDIX:Logtta CO2 の個体ID
- Logtta CO2 は、ビーコンデータの中に「CO2- BDアドレスの下3バイト」という個体IDを埋め込んでいるので、その情報を使って個々の個体を識別できる。