#20 Loggta CO2 の使い方と管理手順

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icon 古場 正行 が 2021/10/09 10:20 に投稿

はじめに

Logtta CO2 とは?


Logtta CO2 の使い方

Logtta CO2 の付属物

  • Logtta CO2 には以下のものが付属している。
    1. Logtta CO2 本体
    2. マイクロUSB ⇔ USB-Aケーブル
    3. USB-A ⇔ AC電源コネクタ

Logtta CO2 の電源

  • Logtta CO2 はマイクロUSBコネクタを使ったAC電源で動作する。
  • Logtta CO2 は単三乾電池2本でも動作するが、電池寿命は約2日しか持たないので、設置する場合はAC電源で動作させた方が良い。

Logtta CO2 の外観


Logtta CO2.jpg

Logtta CO2 の設置

  1. Logtta CO2 の設置場所を決める。
  2. マイクロUSB ⇔ USB-AケーブルをUSB-A ⇔ AC電源コネクタに挿し、コネクタをAC電源に接続する。
  3. Logtta CO2 の本体の電源スイッチがオフになっていることを確認し、マイクロUSBを本体のマイクロUSBコネクタに差し込む。
  4. Logtta CO2 の電源スイッチをオンにする。
  5. Logtta CO2 を設置する。

Logtta CO2 の電源オフ

  • 本体の電源スイッチをオフにすること で Logtta CO2 の電源がオフになる。
  • 電源スイッチオフ後、3秒間は電源オンにできない。

Logtta CO2 の送信モード

  • Logtta CO2 には「ビーコンモード」と「コネクトモード」という二種類の送信モードがある。
    • ビーコンモード:一方通行 (ブロードキャスト) で CO2 濃度データを送信するモード
    • コネクトモード:ホスト側と双方向通信を行いながら CO2 濃度データを送信するモード
  • 工場出荷時は「ビーコンモード」だが、Logtta CO2 がビーコンモードで動作中に制御スイッチを2秒長押しすると「コネクトモード」に切り替わる。
    • 一度コネクトモードに切り替わると Logtta CO2 本体操作だけではビーコンモードに戻せなくなってしまうので気をつけて欲しい。(ホスト側からの設定変更が必要になる。)
    • ビーコンモードではホスト側から Logtta CO2 の設定を変更することはできない。
  • 「コネクトモード」に切り替わった Logtta CO2 は、ホストがない場合はスタンバイモードに入る。
    • スタンバイモードはホストへの存在通知を10秒に1回行い、電池消費を抑える。
    • Logtta CO2 がスタンバイモード中に制御スイッチを2秒長押しすると、スタンバイモードから復帰し、ホストへの存在通知を1秒に1回行うようになる。
  • Logtta CO2 がコネクトモードでホストと接続されている時に制御スイッチを2秒長押しすると、ホストから切断することができる。
  • 制御スイッチを1秒以下で短押しすることで現在の送信モードを確認することができる。
    • ビーコンモードの時は LED 青が短く点灯する。
    • コネクトモードの時は LED 赤が短く点灯する。

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Logtta CO2 の管理手順

Logtta CO2 の設定変更

  • Logtta CO2 の設定を変更したい場合 (例えばビーコンの発信間隔をデフォルトの1分間隔から3秒間隔に変更したい場合など) は、コネクトモードに切り替えた後、ホストとして動作するアプリと接続して設定を変更する。
  • iPhone の場合は、以下の無料アプリを使って Logtta CO2 の設定を変更することができる。

ワイヤレスCO2モニター App を利用した Logtta CO2 の設定変更

  1. ワイヤレスCO2モニター App を起動する。
  2. 「センサー検索」を選択する。
  3. 制御スイッチを2秒長押して Logtta CO2 をコネクトモードに切り替える。
  4. ワイヤレスCO2モニター App のセンサー検索にコネクトモードに切り替えた Logtta CO2 が現れるので選択する。
  5. Logtta CO2 をビーコンモードに戻したい場合は、必要な設定を行なった後、ワイヤレスCO2モニター App を使って Logtta CO2 をビーコンモードに戻す。

APPENDIX:Logtta CO2 の個体ID

  • Logtta CO2 は、ビーコンデータの中に「CO2- BDアドレスの下3バイト」という個体IDを埋め込んでいるので、その情報を使って個々の個体を識別できる。

 添付ファイル     - [1]


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